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大日本帝国の本音は?山西省残留 読書メモ続き [戦争]

 

 

蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相

  • 作者: 池谷 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本

 

 

前記事の 続きです。

第1軍司令官の澄田らい四朗 らいの字をこのブログ(?)が受け付けてくれないようです。

こちらで見てください。

WIKI 澄田ライ四郎

 

もう一人外せないのが河本大作

満州某重大事件(張作霖暗殺)の首謀者として知られる河本大作は、行政処分を受けて予備役に退いたあと、後半生を経済人として生きた。関東軍の後盾で満鉄理事、次いで満州炭坑の理事長と、満州財界の実力者にのし上がったが、鮎川財閥に満州を追われた。その後に彼が再起の地として選んだのが山西だった。省内の主要産業を一手に掌握していた山西産業株式会社社長に就任、山奥の地方とはいえ、政財界のトップとして、またフィクサーとして、軍司令官をも凌ぐ栄華を得た。そして再起の地である山西は同時に彼にとって終焉の地となった。

全文はこちら

http://shanxi.nekoyamada.com/archives/000135.html

 

かくして巧妙な残留説得、強制的命令のもと、2600名の残留部隊が編成され、共産党の3年8か月の死闘の最前線に立たされることになる。1600名は帰還、戦死者550名、他は捕虜となり抑留された。彼等は帰国後、知らぬ間に軍隊を除籍されていたことを知る。軍人恩給を支給されないばかりか、長年の捕虜生活のため、共産党のスパイと疑われ、公安の監視下に置かれる。そのため家族と共に暮らせなくなったものもいる。12人の元残留兵と遺族が軍人恩給支給を求めて国を相手に裁判を起こすが敗訴。

 

以下は本書のあとがきより


 

ノンフクション作家の保阪正康は「文芸春秋」2006年6月号で「新・昭和7つの謎④初公開・大本営参謀の告白文書」と題する記事を掲載した。もと大本営作戦参謀の朝枝繁春が、ソ連軍が「満州」に侵攻した昭和20年8月9日、驚くべき作戦指令を関東軍、北方軍、朝鮮軍、そして第1軍を管轄する支那派遣総軍に示達したことを、遺された『回想』なる私家版の手記から明らかにしたものだった。その中に次のような命令が含まれていた節があるとう¥いう。

(戦後従来の、帝国の復興再建を考慮して、関東軍総司令官は、なるべく多くの日本人を、大陸の一角に残置することを図るべし。之が為、残置する軍、民日本人の国籍は、如何様に変更するも可なり〉

 つまり、日本軍将校を中国大陸のどこかに温存せよというのである。朝枝はこの命令を、大陸命(大本営陸軍部が天皇の名において発する命令)や大陸指(大陸命を実行するための指示)と指示として起案し、参謀総長の許可を取り付け発令したのではないか。

 こうした命令が関東軍総司令官だけでなく、支那派遣総司令部にも打電されていたとの指摘は極めて重要である。大本営の意向が支那派遣総軍を経由して、第1軍にも伝えられていた可能性があるからだ。

 本書で私は、第2軍将兵の残留が単に澄田軍司令官や山岡参謀長の無責任な行為のなせる業にとどまらず、大本営や日本政府、さらには連合国軍総司令部(GHQ)の一部の了解のもとに進められたのではないか、と述べて。保阪の記事も合わせて考えれば、その可能性は極めて高いと言えよう。


 これは全く過去の話で、もうそのようなことこと(大陸での暗躍、謀略)はないのだろうか?

澄田は自伝によれば昭和28年に復活した軍人恩給の受給資格を得、終戦直後、昭和20年9月に勲一等旭日大綬章を下賜されている。

閻錫山は台湾に逃れ、まで中華民国行政院長兼国防部長を勤めた。辞任後は総統府資政、国民党中央評議員に就任して、反共著述に専念した。

 

 


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大日本帝国の本音は? 山西省残留・読書メモ [戦争]

蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相

蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相

  • 作者: 池谷 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本

山西省は鉱物資源などの豊かな地であるらしい。なかでも石炭は中国全体の埋蔵量の半分以上を占める。その量1300億トン、日本の埋蔵量は朝鮮、樺太を含めても190億トン、満州国にしても75億トンにすぎない。

山西省、太原(たいげん)の中心部にある第1軍司令部は満州の関東軍司令部に似せて作られている。この司令部に軍人ではないのに自由に出入りしていたのは、山西省政府顧問補佐官の城の宏。東京帝国大学法学部卒業、陸軍中尉として第1軍に赴任した後、予備役にまわり、日本の傀儡政権である陝西省顧問補佐官に就任。表向きは国民党南京政府から招かれたことになっているが、実質的には第1軍司令部の政治要員であり、中国側に送り込まれた特務機関の代表だった。

 後に城野は戦犯となり、昭和39年に帰国、帰国後戦争体験や獄中体験をもとに『能力開発のすすめ』『謀略の人間学』等の17の書物と300を超える論文を書く。昭和60年死去、各界の著名人が参列する。

彼が山西省残留事件を内側から書いた『山西独立戦記』から 上記の本から引用

「ドイツ、日本、イタリ―が敗れ、しばらく身動きがつかなくなるが、この戦争で英、仏はかなり弱まってしまうに違いないから、どうしても米ソ両国の対立が中心になる。この戦争で、インドシナ、ジャバ、スマトラ、ブルマ、マレーなどは一度英、仏、オランダの支配を離れたのだから、そうすぐ元の宗主国のもとに復帰することはなかろう。そうした体制化に中国がアジア勢力の結集を計ろうとするなら、日本をアメリカやソ連の属国状態にとめるのは反対であるに違いない。それなら、米ソの衝突を利用して、日本の急速な独立と再起の機会はつかめるはずだ」

それまでの間を巧く持っていくには、戦争で破壊された経済の再建をやらねばならね。そのための燃料と原材料を、山西から供給できるようにできないか」

 

東京帝国大学、特務機関、そういった組織に属する人間の思考回路をまざまざと見せつけられるような思いがする。

 

一方、「山西皇帝」と呼ばれた軍閥・閻錫山(えんしゃくざん)は、「山西独立王国」を夢見ていた。彼は日本の陸軍学校を出た知日派であり、辛亥革命後、30年にわたって山西省を支配していた。

閻錫山、日中戦争末期、黄河を挟んで対峙する八路軍(共産党軍)が雪崩を打って攻め込んでくるのを、装備が貧弱で士気も低い彼の軍隊では立ち向かうことはできない事を予期し、日本軍残留の謀議を山西省に駐留する第1軍に持ちかける。

 

すみません~続きが消えてしまいました。

明日、もう1度やり直します。


 

ということで、

ここからは、2010年9月10日 (追記)

第1軍参謀長は山岡と岩田清一。

山岡は参謀本部ロシアはんから駐ソ連大使館に武官として派遣された経験をもつ。昭和16年には外相松岡洋右を補佐して日ソ中立条約の締結に携わった。第1軍参謀長に就任してからは中国人部隊の育成、強化を積極的に進めた。

岩田は陸軍大学校卒業後、すぐに山西省に赴任、情報参謀の肩書の通り、軍直轄の私服部隊を指揮するなど諜報活動を担当した。城野とは年齢が近いこともあり、意気投合したようである。

 

書き始めたがまた消えてしまいます。明日また挑戦です。

 


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辺野古基地、建設行使に向けての布石か [戦争]

 

沖縄辺野古埋め立て既成事実化へ海岸完全分断し反対者を締め出す高さ2m巨大壁を建設

http://isiki21.blog45.fc2.com/blog-entry-531.html

 

辺野古のアパルトヘイトウオール

http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-512.html

 

辺野古の海岸に2メートルの巨大壁を建設する・・・

反対行動を阻止するためのものでしょうね・・・

 

在沖米海兵隊が名護市辺野古のキャンプ・シュワブと辺野古漁港が隣接する砂浜の境界線の有刺鉄線を撤去し、さらに強固な構造物の設置を検討していることが、26日までに分かった。具体的にどのような構造物が設置されるのかは明らかになっていない。既に県内業者が工事を落札しており、早ければ9月にも着工するとみられる。

 有刺鉄線には、米軍普天間飛行場の代替施設に反対するリボンやメッセージが全国各地から寄せられ、結ばれている。過去には、反対運動をしている住民と米兵のトラブルや、リボンが焼かれるなどの混乱があった。隣接する辺野古漁港では代替施設建設に反対する座り込みが2321日続いており波紋もありそうだ。

 関係者によると、海兵隊は「保安のための有刺鉄線が老朽化した。張り替える工事を計画している」と日本政府側に伝えている。

 在沖米海兵隊報道部は、沖縄タイムスの取材に対し「日本側と調整している」と述べるにとどめた。沖縄防衛局によると、日本政府側の予算計画はない。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-27_9620/

 

新境界1月着工、シュワブ

在沖米海兵隊が名護市辺野古のキャンプ・シュワブと辺野古漁港が隣接する砂浜の境界線の有刺鉄線を撤去し、強固な構造物で新たな境界線を設置することを検討している件で、同報道部は27日、「地元の人々の安全性を向上し、けがなどを防止するため」と認めた。沖縄タイムスの取材に答えた。また2011年1月に着工し、5月の完成を目指しているとし、新しい境界線は「基礎構造物とその上に見通しがいいフェンス」と表現した。

 同報道部は「キャンプ・シュワブ南側境界の海岸沿いに位置する既存の境界線を林から水際に至るまで取り換える予定」と述べた。現在の有刺鉄線について、「悪天候の際は危険。動かすこともできるので、境界線特定を難しくしている」とした。

 工事は海兵隊の予算で行われる。同報道部は「この工事は数年間にわたり計画され、日本政府側との調整も緊密に行われてきた。(海兵隊上層部から)数年前に必要な改良と指定を受けた」と説明した。 

 移設に反対し同漁港付近で座り込みを続けているヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「何でそんなものを造るのか(意味が)全くわからない。地域住民を威圧したいのだろうか。新たな境界線ができようとも、新基地建設を絶対に阻止するという運動の火が消えることはない」と話した。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-28_9657/

 

国って何なのでしょうね~

民主党の代表選、ブンブン小蝿が飛びまわっている感があるが、だれが責任者とはっきりしない時期にやることはやっちゃおうぜ~みたいな。

学級委員決めるのにすったもんだしといて、やること決めることは先生がやっておいたから、後は誰がやるか決まったらこの路線でやりなさい、みたいな。(先生だれよ?と突っ込む。)

壁作るというのは、自分たちがよく思われていない、反対されているということは自覚しているということですね。でもさ~そんな状況では経済効果も何もあったもんじゃないと思うんですけど。どこの業者が請け負うのか知りませんけど、こういうときは偽装とか手抜き工事すると法律的には×ですが、沖縄民感情、そのほか沖縄のことを応援している人達の感情的には◎です。

ここをこうすると壁が動くとか「開けゴマ」というと壁が崩れるとか・・・

不謹慎ですね。すみません。

反対運動に参加する人に「竹コプター」をプレゼントできないかな~(懲りない私)

 


タグ:辺野古基地
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世界中に米軍基地!7・11(コンビニ)じゃあるまいし [戦争]

 

 世界中に米軍基地、なぜ? 伊の若者、記録映画で問う

【ローマ=南島信也】なぜ米軍は反対を受けながら、世界中に基地を展開しているのか――。イタリア国内にある米軍基地の存在から、素朴な疑問を持った映像カメラマンの若者ら2人が、基地の意味を問い直すドキュメンタリー映画を制作した。米海兵隊普天間飛行場があり、よく似た構図が存在する沖縄県も取材。基地周辺住民の声を丹念に拾っている。

 作品のタイトルは「スタンディング・アーミー(常備軍)」。フリー映像カメラマンのエンリコ・パレンティさん(31)と、翻訳家のトーマス・ファツィさん(28)が制作した。

 きっかけは2007年1月、伊政府が北部ビチェンツァにある米軍基地の拡張計画を承認し、市民による激しい反対運動が起きたことだった。ビチェンツァには米陸軍の第173空挺(くうてい)旅団が駐留し、米兵約2750人が所属している。イラクやアフガニスタンへの派遣をにらんだ重要な拠点として、これまでドイツに駐留してきた部隊約2千人を合流させ、12年に欧州最大の基地とする計画だ。

 米国防総省によると、今年3月末時点で、100人以上の米軍部隊が駐留するのは、戦時派遣のイラク、アフガニスタンを除いて25カ国、総計約12万人に及ぶ。

 2人は何度も議論した。「なぜ米軍は世界中に基地網を広げるのか」「基地は周辺住民にどんな影響を与えているのか」「第2次世界大戦から60年以上、冷戦終結から20年経過して、なぜ国は米兵を居座らせるのか」

 イタリアは第2次大戦で米英などの連合国軍に敗れたが、反ファシズムのために蜂起した国民は米軍とともに戦ったパルチザンの歴史もあり、米国に対する国民感情は一筋縄ではいかない。

 パレンティさん自身、母が米国人で、母方の祖父と叔父は朝鮮戦争に従軍した。ファツィさんも母が英国人だ。2人は葛藤(かっとう)を感じつつも、基地問題をテーマにドキュメンタリーを制作することにした。

 まずビチェンツァ基地拡張に反対する住民たちを取材した。08年4月の地元市長選では、反対派が当選した。新市長は公約通り拡張の是非を問う住民投票を行おうとしたが、伊最高裁は住民投票自体を差し止めた。

 市が2万5千人の住民を対象に非公式に実施した世論調査では、95%が反対だった。ファツィさんは「当時の中道左派プロディ政権でさえ、米国に『ノー』と言えなかった。これで反対運動は一気にパワーを失ったが、動かすことができるのは市民だけだ」という。

 彼らは、反基地運動関係者を通じて同様の問題が存在していると聞いた沖縄にも向かった。普天間飛行場周辺の住宅や学校の上空を、爆音をとどろかせて飛ぶ米軍機と、そのたびに授業が中断される子供たち。米軍に土地を奪われ「これはレジスタンスだ」と訴える地元のお年寄り……。04年に沖縄国際大にヘリコプターが墜落した事故のニュース映像を交えながら、沖縄が置かれた状況を描いた。

 映画の中では、米国の言語学者で反戦運動に携わるノーム・チョムスキー氏、政治学者チャルマーズ・ジョンソン氏らのインタビューも紹介され、米軍基地の存在は、もはや安全保障よりも軍産複合体の需要を満たすことが目的になったと主張している。

 作品の最後には「日本の新政府は、普天間基地の辺野古移設に反対し、米国との対等な関係を求めている」という字幕が流れる。そのため新たな字幕で「県外移設を主張していた鳩山首相は、辺野古移設案を受け入れたため、辞任した」と付け加えるという。

 欧州やアルゼンチンの映画祭などで上映されたほか、イタリアでは6月11日からDVDの販売が始まった。2人は日本での上映先やDVDの発売先を探している。問い合わせは、英語かイタリア語でinfo@standingarmy.itまで。

http://www.asahi.com/international/update/0706/TKY201007060711.html

 

 全く物騒なもの世界中に広げてくれている。

コンビニだって、そのやり方が相当問題だがね。

マック、KFC、の方が少しはましか・・

しかし、それだってその途中経過と利益と目的がどうで、どこにはいって、どういうことになるかを考えたら、まあ、おちおち落ち着いて食べてられないけどね・・

おっと話がそれた。

「スタンディング・アーミー」  常備軍  うんうんなるほど。

その昔富山の置き薬、薬箱なんて有名だったが、「常備軍」これって一国に必要不可欠なんですかい?そしてその国の役に立っているんですかい?

まあ、米軍ちゅうか、世界政府軍みたいなもんだね、これは。

その地域の人を守るというより、いつもすごんで、脅す役割なんだろ。

いうこときかなかったら、○△□・・てね。

もちろん、平の兵士はその辺のところは分かってない人もいるだろーし、喰うため、大学に入る奨学金手にしたいために仕方なくやっている人もいるんだろーが。

 

 


タグ:米軍基地
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「普天間」国提訴へ 宜野湾市長意向 [戦争]

 

 「普天間」国提訴へ 宜野湾市長が意向2010年7月3日

 【宜野湾】米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は2日、記者会見を開き、国が同飛行場の危険性を放置したまま米側に提供し続けているのは違憲だとして、国を提訴する意向を示した。伊波市長は「政府の普天間飛行場提供の在り方を司法に問いたい」としている。9月招集予定の市議会定例会に訴訟費用の一部を盛り込んだ2010年度補正予算案を提出する。
 今後、識者や民間人で組織する「市基地対策協議会」への諮問・審議後に提訴の時期を決定。9月の市議会議員改選後に開かれる市議会定例会で予算審議される見通しとなる。
 会見では宜野湾市が約120万円の予算を付けて、訴訟の可否に関して弁護士事務所に委託した「国の米軍普天間飛行場の危険性放置に関する訴訟の可能性」の調査報告書が示された。
 調査を担当した新垣勉弁護士は「市の中心部に長期間基地が居座ることで、市が本来果たすべき住民への行政、福祉活動の増進を妨げられている」と指摘。「憲法で保障している地方自治権を飛行場が侵害しているという問題に突き詰めることができる」と述べた。
 訴訟の意義について新垣弁護士は「国策について一地方自治体が憲法の視点から是非を問うことは前例がない。先例を開く大きな意味を持つ」と述べるとともに、「市民や議会の中で積極的に議論されることを期待する」と語った。
 伊波市長は「提訴することに大きな意義があるとの報告だ。提訴する前提で諮問し、答申を受けながら議会にも図って早期に実現させたい」と述べた。

<解説>閉鎖へ道を模索/秋にも議会採決
 普天間飛行場の違憲性を問い国を提訴する意向を明らかにした伊波洋一宜野湾市長は、同飛行場の県内移設を阻止し、国外移設や閉鎖への可能性を模索することを訴訟の主眼としている。訴訟となった場合、地方公共団体が基地提供の違法性を国に問う裁判としては全国初。
 市が委託した訴訟可能性調査報告は、同飛行場の使用を無効とする「無効確認訴訟」と、騒音被害などの賠償を国に求める「国家賠償請求訴訟」によって同飛行場の違憲性を国に問うことは可能だと結論づけた。
 「無効確認訴訟」は、飛行場の提供が自治権と平等権を侵害している点を追及。「国家賠償請求訴訟」は「損害賠償金を得るためのものではなく、米軍提供施設の違憲性や普天間飛行場を提供し続ける行為の違法性を問う」(新垣勉弁護士)ことを最大の目的とする。
 訴訟の時期については「市基地対策協議会への諮問・審議などを経て決める」としているが、訴訟の予算化は議会議決が必要となるため、9月の市議会議員の改選後に開かれる定例会で採決される見通しだ。
 市議会は反市長派が多数占めているが、4月25日の県民大会には市議会として参加を表明し、伊波市政と歩み寄る姿勢を示すなど、議決に向けて明るい判断材料はある。一方、市長が県知事選への出馬に前向きな姿勢も示していることから、出馬した場合の市長改選など、先行きには流動的要素も残る。(池田哲平)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164453-storytopic-53.html

 どのようになっていくか、今のところ不確定の部分があるが、この動きがきっかけになるかもしれない。

お国の方針に従うだけでは、民主主義とは到底言えまい。

また、民衆が何も言わなくてもお国(天皇や政治家、有力者≒金持ち)がこの国に住む人たちの幸せを願ってくれていると信じ込むのは間違いであることは、歴史からも明白である。

この地球では常に力あるものが弱いものを虐げてきた。弱い立場のその他大勢を利用することで、自分たちが優位に立ってきた。時々、その力あるものが交代するがね。

それでも、そういう世界のあり方に慣れっこになり、その中で何とか自分の立場を確保して生きることにきゅうきゅうとしてきた。

それが「生きづらい世の中」ってことなんだろう。今に始まったことじゃなくて過去何千年もずーと続いてきたことだと思う。一人ひとりの心が少しずつ少しずつ自由に羽ばたけるようになってきているから、ようやく生きづらいね、って感じられるようになったのかもしれない。

ただ生きていくのに何故、戦争しなけらばならない?何故人を殺さねばならない?そういう解決方法しかないわけないじゃないだろう。

中学校とか高校とかで意見が食い違って何か一つにまとめるのにいちいち殴り合いとかしていたら、身体持たないだろう。クラスに人いなくなっちゃうよ~文化祭も修学旅行もできないじゃないか。

アメリカ君、今までの行動を大いに反省してくれたまえ、中国君、君は自分の身体を苛めているようだから、自分をいたわらないと自滅してしまうよ、各自、自分の反省すべき点は反省し、前向きに何ができるか考えてください。身体の小さいクラスメートもたくさんいるからそれぞれの良さを発揮できるように世界クラスを盛り上げていきましょ~

 学級委員の国連君、特定のクラスメートばかりをひいきしないようにして、本来の仕事である全体の利益になるようにきちんとやってくれたまえ、

な~んてね、

子どもの我儘より、大人の顔している奴の幼稚で我儘な行動の方が手に負えないね。

 


タグ:普天間
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