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プリンセス・マサコ [日記・エッセイ・コラム]

プリンセス・マサコ―完訳 菊の玉座の囚われ人

  • 作者: ベン・ヒルズ
  • 出版社/メーカー: 第三書館
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本

じっくり本を考えながら読める時間がないので、情報としてのさっと読める本を読んでいる。3年くらい前の本だが、読みそびれていたので。
仕事や家庭等のストレスから体調不良や心身の不調を起こすのは、お金があるかどうか、住むところがあるかどうか、そういうこととは直結しない。
お金がたくさんあっても、生活に困らない人もそれはそれなりのストレスというものがある。
雅子妃の場合は、婚約発表の時の記者会見で見られたような明るく快活で才気とユーモアのある会話、そのような自分を全否定されることなのだろう。3歩下がって控えめに穏やかにゆっくりと静かにお言葉をかみしめるように。そんな旧来の皇室の伝統に従え、そして何としてもお世継ぎを。自由に外出も許されない。21世紀にあって、まるで苔むしたような生活習慣が雅子妃を押しつぶしているのだろう。
政治的、歴史的な重み、複雑さ、そんなものもさらなる重みになっているのだろう。あの頭の良い人がいろいろなことを察しないはずはない。
まさにはこんがらかった糸でがんじがらめになっているのだろう。「とらわれび」とという言い方はふさわしいだろう。情報が極端に少ないので、実際のところ、どう判断してよいかわからない部分もあるが。
日本という国家と密接に絡んだ日本の皇室の存在、そのために苦しんでいる女性がいるということは確かであると思う。国家の犠牲になっているのは、庶民だけではないということだろう。
参考記事
皇族と精神科医

タグ:皇室 雅子妃
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