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堤未果さん×森永卓郎さんの対談 今回も面白かった。 [政治]

毎週読んでいるマガジン9条

今週も堤さんと森永さんの対談記事 2009、どうなる?これからの世界、日本、アメリカ。が面白かった。以下は森永さんのお話の中から。

そう。自分たちだけが幸せになれれば、社会が良くなると思ってやってきた。しかし、今回の経済危機の大きな特徴は、多分、戦後初めて勝ち組がやられたんですよ。例えば投資銀行に勤めていた人もそうだし、新聞社もそうだし、テレビ局もそうだし、トヨタもそうだし。要するに勝ち組が最初にやられることって今までなかった。だから、みんな焦っちゃったという部分はあるんです。

 今、勝ち組の下にいた弱者が、ひどい目に遭っているんですよ。もともとひどい目に遭っている人たちというのは、もとがひどいから、そんなにすごいことにはなっていない。ホームレスにはなっていないんです。

 今までひどい目に遭っていた純粋の独立系の中小企業は、むしろ非正社員でも仲間だから守ろうとしているんですよ。苦しい中でも。いきなり路上生活者にはしていないんですね。あの派遣村に集まった人たちも、大企業に派遣されて働いていた人が、かなりの部分を占めていたと思います

もともとひどい目にあっている人たちというのはもとがひどいから、そんなすごいことにはなっていない。うーん、なるほど。これは自分にも当てはまる。もともと食費・日用品・美容費他もろもろを節約に努め、つつましい生活をしてきた我が家は、最近は相対的な目で見ると余裕すら感じることもある。つまり、みんなが節約しているので我が家だけがやりくりに苦労しているという意識から完全に解放された。まあ無駄を省いてシンプルに生きるのは自分の信条であるから、世の中もそんな流れになってくれればいいな~

再び森永さんの話から

あのね、これ、なかなか理解されないかもしれないんですけど、私は、これからは「1億総アーティスト化」だと思っているんです。「アート」というのは2つ意味があって、“マーシャルアーツ”(武術)と言う時に使う、“技術”という意味と、“芸術”という意味と両方あるんですけど、私はここでは、技術の上に芸術を乗せる人という意味合いで「アーティスト」と使っています。私はこれまでもずっと、「イタリアみたいになろう」と言っているんです。

だから、血で血を洗う価格競争ではなくて、みんながクリエイティブになって、強い個性の商品をちゃんとした値段で売って、それを大切に使う。

これには大賛成。

堤さんも

職人文化を再び花開かせるためにもう一つ必要なのは、消費者の力ですね。今まで大量生産大量消費ライフスタイルを支えてきた私達が「もっと安く、もっと便利に」の幻想を思い切って捨てるんです。難しいし勇気がいるかもしれないけど、できると思う。

と応じています。「大量生産大量消費」これやめましょ。長いこと主婦やっていて思うのですが、本当にこれ欲しい[exclamation]と思って買った物ってあんまりないですよ。もちろん、モノの値段が安くなっていろいろな物が安く手に入るというのは、便利だと思いますが、無駄なものまで買う結果になってしまうことも・・・

物が高い・あまり買えない となれば自分に本当に必要なものをよく吟味して買うようになるのでは・・ものをたくさん持つと収納が・・部屋が・・家が・・とさらに持つことにも。

再び堤さんの話から

ここまで壊れたら、むしろチャンスですよ。ちまちま修正するより白紙にしてグランドデザインから描き直す。例えばさっきいった「もっともっと」の価値観、これまでの刷り込みを一度捨てて、しあわせのものさしを見直すこともその一つですね。

白紙にして書きなおす いいですね。潔いですね~

もしかしたら、女性の方がこういうのは得意かも?

元記事はこちら

http://www.magazine9.jp/taidan/005/index3.php


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