新テロ特措法・改正案 徹底審議はなしですか? [戦争]
新テロ特措法:改正案 30日衆院再可決、大島氏が見通し
新テロ特措法が今月末にも成立しそうだ。それにしてもこの静けさは何だろう。自民党総裁選のときはあれだけ大騒ぎしたのに・・・
民主党は今回の態度は一体、何だ?
昨日いろいろ検索していてこんなのを見つけた。
新テロ法案めぐる裏折衝 審議「一日でいいよ」(民主担当者) 自民国対幹部明かす
自民党と民主党との間で新テロ特措法延長案の早期採決が合意された裏折衝の模様を自民党の村田吉隆筆頭国対副委員長が九日夜、東京都港区内のホテルで開いた励ます会の席上、明らかにしました。
村田氏は、「民主党の私のカウンターパート(交渉相手)が『一日でいいよ』といったんです。(衆参それぞれ)一日一日、二日間であげちゃうというんです」とのべ、その模様を再現して見せました。
「私(村田氏)が、『ちょっとそんなことを聞いてもにわかに信じられない。驚愕(きょうがく)の一語に尽きる』といいましたら、私の相手方は『驚愕はないでしょう。恐縮でしょう。菓子折りを持ってこい』と、いわれたんです。結局、きょう(九日)の衆院テロ特別委の理事会で衆院は二日(の審議)で採決してくれるらしいということです」
「敵方(民主党)は『お前らの内閣は選挙管理内閣で仮免(許)なのだから、そこまではやらせてやるが、あとは(追加の)法案を持ってきたら承知しないぞ』ということでした。補正予算案とテロ特措法は、(自民党としては)まあいただきというふうにしていただいた」
村田氏は、昨年の臨時国会で新テロ特措法成立へ会期を二回延長した上、越年した経緯にもふれ、百八十度転換した民主党の国会対応に「驚愕」の言葉で強調したのです。
村田氏が明らかにした自民、民主国対幹部間の折衝は、新テロ特措法延長案を協議した八日の野党国対委員長会談に先立って非公式におこなわれたもの。同延長案の処理が自・民両党間の「裏折衝」で事前にレールが敷かれたことを物語っています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-10-10/2008101002_03_0.html
どのように判断するのかは自由であるが、今回、あまりにも新テロ特措法についての情報が少ない。(マスコミはマルチ商法や八百長報道に忙しい。)
憲法9条にも関わる重大な問題でであるし、アメリカに追随して戦争協力をしてきた日本がこれからも追随し続けるのかという根本的な問題がここにある。
戦争の残酷さ、惨めさ、を味わいつくした日本が再び軍事行動をとるということは、もうやり直しはないと思わなければいけない。
これは他人事ではない。自分・もしくは自分の身の回りの人間が戦地に行くことを想定して考えなければならない。
これまでの派兵総額費用は昨年の6月末の段階で585億円。
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/37-afghan/03.html