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地震の時に自分だけ逃げてはならない・・・なかなか微妙な問題です [日記・エッセイ・コラム]

 

 「地震の時、自分だけ逃げてはならない」…湖北で教師の新規則

湖北省教育庁が、大学教師などを対象とする新規則「10の提唱、10の禁止」の制定を進めていることが、15日までに分かった。地震などの自然災害や襲撃などの犯罪の際、教師が学生を置いて自分だけが逃げることを禁止する内容も、盛り込まれる。中国新聞社が報じた。

  湖北省はかつて、長年にわたり貧困な家庭の生徒の学費や食費を援助した高校教師の汪金権氏など、「徳行」で全国的に有名になった教師を輩出した。しかし最近は、教育者としての自覚が乏しく、不正を行う教師の存在が問題になっているという。

  省教育庁の新たな規則では、入学試験などで受験生から不当な利益を得ること、学生に強制的に参考書や資料を買わせること、論文や著作の発表で、偽造や剽窃(ひょうせつ)を行わないことなどが盛り込まれるという。

  中国では2008年の四川大地震の際、教室内に生徒を置き去りにして自分だけが屋外に出た教師が問題視された。生徒を救うために全力を尽くした教師の話も多く伝えられたことから、「逃げた教師」への非難が高まった。同教師がインターネットを通じて「自分を犠牲にしてまで助ける義務はない」などと反論したため怒りの声はさらに大きくなり、同教師は「トンズラの范」などと呼ばれるようになった。(編集担当:如月隼人)

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0916&f=national_0916_053.shtml

う~ん・・・・・自分は多分一人で逃げるということはないとおもうけど、自分の身の安全を確保しなければ他の人も助けられないわけで・・・・でそもそも建築状態がここまでひどくなかったら助かった命も多かったはずで。それはもう行政とか国の問題なわけで。

そしてまたこういうことを規則して押し付けられると反発したくなるあまのじゃくな私。そんなこというのだったら、国家は人民を盾にして戦争に突入してはならないとか、戦争に賛成した議員は最前線で身を呈して国を守るべきとか、民衆から或いは公務に携わることによって不当な利益を得ること、国民を強制的に(経済的な理由含む)徴兵や、徴用したり、不当な税金他料金をを払わせてはならないとか、ぜひ実践してもらいたいとか思うわけで。

民衆には規則を押し付けるけれど自分のやっていることにはめちゃめちゃ甘いというのはどこの国でもあることです。

 


タグ:地震
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