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日本の森林が外国資本に買われている。 [日記・エッセイ・コラム]

 

昨日のNHKのクローズアップ現代

「日本の森林が買われていく」 を見ました。 

この夏、北海道倶知安町の山林が香港企業によって密かに買収されていたことが判明。買収劇の周辺取材を進めると、日本の森林が外国資本の投資マネーの受け皿となっている状況がが明らかになってきた。さらに、日本では林業不振から山を手放したいという地主が増え、中国の投資家に山林を売り込むグループまで登場した。その一方で、日本では、土地の所有権が極端に強いため、外国人による森林の乱伐や水源の枯渇を食い止める有効な手段がなく、国が進める森林再生事業も進まないという問題もある。山林買収騒動を通して森林行政のあり方を考える。

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2932

 

日本の森林が買われていく 

http://yupenguin.exblog.jp/13950151/

 要領よくまとめられています。

上記事より一部貼りつけさせて頂きます。

・北海道議会 平成22年6月25日
「外国資本等による土地売買等に関する法整備を求める意見書」を可決。

・北海道にて、292haの森林が英国企業によって買収された。防災水源保全を目的とする、水土保全林が9割以上。水を蓄え、土砂崩れを防ぐために利用。
これに違反する開発を行ったとしても、法的には罰金30万円のみ。規制がないに等しい状態。

公共性の高い森林でも、一旦所有すれば自由に使える。(所有者の権利が保護され過ぎている)これが日本の土地制度の現状。地租改正(明治6年)以来続いている。

・これに対し、ドイツ・フランスでは、公共の利用のために所有者の森林利用が制限されている。

 太字は私がしました。

北海道で購入された土地は羊蹄山周辺と道央地方。購入した外国人の国籍は確かイギリス、オーストリア(オーストラリア)、中国です。

明治維新についてまた考えさせられます。

日本は富国強兵政策のもとに工業化を目指しました。それは林業のような産業が衰退するきっかけとなったでしょう。軍隊という生産活動ではなく破壊活動をするものが国を牽引し始めました。

戦争が自然と人間を痛めつけました。

現在、日本で戦争はありませんが、自殺者の数の累計は増え続けています。

私は政治というものは本当のことをごまかすために行われている舞台装置だと思っています。政党も政策も思想も主義も表面上の議論を喚起させるためのキャラに過ぎないと思っています。

 

 


タグ:森林 外資
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