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愚か者の論理 [日記・エッセイ・コラム]

 

まず、こちらを読んで下さい。8月5日付の記事です。

若いアフガン女性の無惨な顔を表紙にしたタイム誌 英断か戦争ポルノか

http://news.goo.ne.jp/article/newsengm/world/newsengm-20100805-01.html?pageIndex=1

国際ニュースの話題をご紹介するこのコラム、今回は米タイム誌の表紙写真(リンク先には、とても辛い写真があります)についてです。自分を虐待する婚家から逃げだそうとしたアフガニスタンの若い女性が、美しい顔を無惨に損なわれて、じっとこちらを見つめています。その写真を雑誌表紙に使い、かつ「アメリカがアフガニスタンから撤退したら、こうなる」という主張を添えた同誌の手法について、多くの人がそれぞれの立場からいきり立っています。(gooニュース 加藤祐子)

続きは上記のリンク先で。

この若い女性は「タイム」という雑誌も知らないし、表紙になることも知らなかったらしい。

日本語で言えば、男尊女卑、家父長絶対主義、男権主義はアフガニスタンを含む西アジア、中東では強い傾向にあるであろう。しかし、その他の国々だって根強く存在しているし、先進諸国といえど表の皮一枚はげば、男中心社会が顔を表す。最近では格差という要素が加わったから見えにくくなっている部分もあるし、男ばっかりという批判をかわすためのオバドルも登場している。そういうのは、大衆向けの演出装置であることは言うまでもない。

 つまり、自分たちだって似たり寄ったりの思考や行動様式なのに、相手のことは執拗に罵倒する。もちろん、自分たちのやっていることを正当化するために。

てめーらいいかげんにせーよ

と言いたくなる。

白人達(アーリア人)の故郷は、中央アジアである。紀元前3千年頃、一体性のある集団としてこの地域で牧畜生活を送っていた。そこからヨーロッパに向かった集団が分岐した。男尊女卑、男権主義、絶対的家父長制も言わばアイデンティティの一つだろう。好戦的なところ、略奪をなりわいとするところも。いわゆる先進諸国は表面を取りつくろっているに過ぎない。善人面しているだけに過ぎない。偽善者の方が始末が悪いな。おまけにテクノロジーで武装している。

本当のジェントルマメン、ワイズメンが戦争という解決方法を選ぶ道理がない。

どう表面を取り繕おうと、この世界を牛耳る者たちは真性は愚かで野蛮だ。心して裁きを受けよ。

 


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