三原じゅんこさん当選に思うこと [日記・エッセイ・コラム]
三原じゅん子 当選したら女優「引退」
女優の三原じゅん子(45)が17日、東京・千代田区の自民党本部で会見し、夏の参院選で同党からの公認を受け、比例代表候補として出馬することを正式に表明した。三原は「女優業は引退します。政治一本でいきます」と退路を断って参院選に臨むことを宣言。2年前に子宮頸(けい)がんを患った体験から「女性の健康と命を守る」ために出馬を決意し、出馬に関して相談した恩師の“金八先生”武田鉄矢(61)からも「応援しています」と後押しされたという。
◇ ◇
「私は二足のわらじを履くことはできません。女優は引退します。政治一本でいきます」‐。子役として1972年に芸能界デビューした三原が、38年のキャリアを捨てて政界に挑む。
7月以降の連続ドラマや舞台など10本以上の出演依頼をすべて断り、背水の陣で選挙に臨む。ファンにも「生まれ変わったつもりで第2の人生を歩みたい」と報告し“女優・三原じゅん子”と決別した。
今夏の参院選では多くのタレント候補が擁立されているが、三原は自ら野田聖子衆院議員のもとに飛び込み、政界への意欲を訴えて出馬を勝ち取った。それだけにほかのタレント候補に対して、「国会議員はそんなに甘くないと思います」と五輪に意欲をみせた谷亮子ら“兼業”候補を皮肉る一幕も。
芸能界と一線を引いての出馬だが、三原の出世ドラマである「3年B組金八先生」の恩師、武田だけは別だった。出馬を決意したことを手紙で報告すると、武田からは「応援しています。これからの師は野田議員だ。でも、自慢の教え子であることは変わりはないよ」と温かい返事をもらった。武田から手紙をもらったのは初めてで、思わず涙がこぼれた。手紙は額に入れて事務所に飾り、コピーをお守りとして持ち歩いている。
三原は2年前に子宮頸がんを患い子宮を摘出。入院体験を生かして、今年3月に介護施設を開いた。公約には自身の経験を踏まえて子宮頸がん予防ワクチン接種の無料化、介護行政の見直しなどを掲げ、今後は「女性や子ども。高齢者を守るために命を懸けたい」と熱い夏に向けて走り出す。
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/05/18/0002992966.shtml
人にはそれぞれその人生において、紆余曲折、挫折、困難、いろいろことがあると思います。同じような年代(三原さんの方が若いです)の女性として共感できる部分も確かにありますし、女優としての退路を断っての決断はそれなりに評価できます。
けれど「子宮頸がん予防ワクチン接種の無料化」はいただけないです。ご自分が辛い経験をなさっているだけに一言で切り捨ててしまうのは本当に忍びないのですが、根本的ところで騙されてます。間違っています。
もちろん、それは三原さんだけではなく、他の多くの人、女性だけではなく男性も然り、他の政治家の方々も然りですが・・・
この世の常識的な知識を少しも疑うことなく真に受けていると、あらぬ方向に導かれ、自分をダメにしてしまいます。(残念ながらこの世の中そういう方々の方が多数ですが・・・)