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派遣村は走るバス、発想がいいね。 [ニュース]

「派遣村は走るバス」 警察に咎められ

「家賃は5万3,700円までだったら福祉事務所が出してくれます」「年齢などによってマチマチですが、おおよそ8万5千円、生活費として給付されます」……。観光バスの室内前方に立ちガイドよろしく“案内”しているのは、「ワンストップの会」のメンバーだ。同会は仕事と住居を失った労働者がテントと食事を求めて長蛇の列を作った、08年末~09年初の「派遣村」で中核を担った法律家や労働組合員で作る。

 政府が東京都に協力を求めて現在、実施している「官製派遣村」は、住居を失い生活に困窮する労働者の相談に乗り切れていない、との指摘がある。

 「官製派遣村」となったオリンピック・センター(渋谷区)に入所する男性(37歳)は、「アルバイトのスタッフがマニュアルに沿って経歴などについて事情聴取するだけで、今後の生活再建については何ひとつ相談に乗ってもらえない」とブチまけた。

 「ワンストップの会」は昨年末から、「官製派遣村」の退去期限である1月4日以降の暮らしに不安を抱く入所者への相談会を開いてきた。1月1日からはオリンピック・センターの前に停めた観光バスの中で相談会を開こうとした(「ワンストップの会」は入場を認めてもらえないからだ)。

だが、東京都の差し金を受けた警察から「駐車違反」と咎められたため、バスを走らせながらの相談会となった。都庁周辺を1時間弱かけて回る。この間に入所者の相談に乗る。
(後略)下の元記事を読んでください。

http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/137230293.html

 いや~バスの中とは良く考えたものである。こういうのはお役所仕事でこりかたまった頭の人には思いつかないいんじゃないかな?究極の状況から生み出された実に実質的で有効なサービスである。

民営化という言葉はいろいろな要素が絡まるから嫌な言葉だ。何についても問題は良心がそこにあるかどうか?ということだ。民営化してもトップの考え方が悪ならば、そこで働く人、そのサービス、その会社の存在意義そのものが、社会悪にになるであろう。つまり、公であろうと、民間であろうとそこに良心が存在するのか否か?ということであろう。今は民営化=善と思わされてしまった国民の敗北の結果がこれなのかもしれないが。

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政府が派遣村封じ込め、失業者増大にもかかわらず

 政権交代して政治が変わったことを印象付けたい内閣は、また日比谷に派遣村が出現しては困るだろう。政府が何がしかの対策をとったことは全く評価しないわけではないが、実体はその場しのぎのポーズに近いものだったのかもしれない。

現在の社会はもう小手先だけの対策では変わることはない。一部の大金持ち(支配者層、大企業家、資産家)や金満家が自分の有り金や利権を全部吐きだして一般庶民と同じ暮らしをすればいいだけのことなんだが、人間たるやどうもそれが一番難しいことらしい。

幼稚園や保育園でおやつなどは平等に分けると学んだはずだが・・・まあ、上流階級の方々は家庭教師がいらしゃって、下々のものとは違うという教育をうけてきたのだろう。そして世間知らずのおバカな階級はおバカを受け継ぐという事が伝統だと思っているらしい。

そして庶民や自称中流階級の中にも知らず知らずのうちに、自称知的・高貴な方々にひれ伏すように飼いならされてしまっている人がいるのは真に悲しいことである。

自称知的・高貴な方々が真に謙虚で人格高貴たるならば、音羽御殿でも皇居でも通年派遣村を設置してはいかがだろうか?そこのスタッフはもちろん天下りがよろしい。お暇な国会議員のボランティアも歓迎!

 

 


タグ:派遣村 皇居
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