SSブログ

傭兵の次はロボット兵!? [日記・エッセイ・コラム]

4月13日(月)のNHKクローズアップ現代にとうとうここまできてしまったかと思った。

“日本ロボット”はどこへ
~問われる軍事利用~

夢や平和の象徴として発展し、いまや世界最高水準を誇る日本のロボット技術。軍事主導で進められている海外とは一線を画してきたその技術が、いま岐路に立たされている。世界の軍関係者は日本のロボット技術に注目し、その情報網は、小さな町工場の動きまでとらえるようになっている。一方、自衛隊も、ロボット導入に大きく舵を切ろうとしている。今年度、無人偵察ヘリコプター部隊が初めて編成されることが決まったほか、ロボットの研究開発が急ピッチで進んでいる。日本は、ロボットの軍事利用とどう向きあっていけばよいのか考えていく。

http://www.nhk.or.jp/gendai/

番組の中では、ミニチュアの模型船のように見えるもので高度な測量を可能にした会社とラジコンの飛行機のシェアno1の2社が紹介されていた。各国の軍事産業からの問い合わせの中にはこれに「攻撃用の部品を搭載できるか」等の質問もあり、受ける方としては驚きを感じるという。この2社は平和利用をという事で、軍事産業との取引には応じていないという。しかし、日本全体の会社でどういう態度であるかどうか把握するのは難しいいうことだ。

番組後半の中で自衛隊が市販品の部品だけで階段を昇るロボットを開発していた。つまり、部品を作っている方では軍需用に使われるとは夢にも思っていない場合でも利用方法によっては軍事に利用されるということだ。

このあたりは 「ルポ 労働と戦争 -この国のいまと未来」  島本慈子 に詳しく述べられている。

今のところ、自衛隊では偵察用ロボットなどに限定されているそうだが、このところの海外への危険度が増す任務の中でどうなっていくのかはわからない。

ロボットが偵察や地形を把握する。→ ロボットが相手のミサイルやレーダーなどを破壊する。→ ロボットが重装備のテロリストや海賊を戦闘不能にする→ ロボットが戦争とは無関係であるはずの一般の市民・女・子ども・老人も殺す

あ~なんだか映画やアニメで見たことのある世界が到来しそうだ。

 

 

 


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

トラックバック 0

The VOICE KOKIA VOICE.jpg
RSS RSS1.0 | RSS2.0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。