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質素で退屈で憂鬱な時代が始まる・・・結構じゃないか [日記・エッセイ・コラム]

「質素で退屈で憂鬱な低成長時代が始まる」
池尾和人・慶応大教授に聞く

米国発の金融危機が世界を恐怖に陥れている。いかなる混乱が、どれほど続くのか、今の時点では誰にも予見しがたい。それでは、金融危機収束後の世界を構想することは可能だろうか。池尾・慶応大学教授は、「2010年代は、世界中が低成長に陥り、質素で退屈で憂鬱な時代になる」と予測する。(聞き手・辻広)

結構なことではないか。逆に今までが狂気の沙汰だったのだ。

ありとあらゆるところにコンクリート建造物を作りまくり、都会で土の香りがすることは稀になった。地球は生きていて、呼吸しているのに表面を厚化粧で塗りたっくては呼吸できない。海は埋め立て、河川は流れを変えられ、堰きとめられ、山は鉱物などを掘りつくされて土砂がむき出しにされた。今頃、地球危機なんて言っているけど、そんなことはもう走り出した時からわかっていたはずだ。おまけにありとあらゆる廃棄物による汚染、戦争による環境破壊と人的破壊、人のエゴイズムが出す想念で地球は汚れに汚れている。

質素で退屈、それはありとあらゆる悪知恵を使って地球や他人から搾取して儲けてきた人間にはつまらない時代だろう。しかし、目先の儲けよりも人間として家族との時間を大切にし、身の回りにある自然の季節折々の風物を楽しみ、他人に対する思いやりや、気配りを大切にする人たちにとっては落ち着いた充実した時間が過ごせるだろう。内面の薄っぺらな人間にとっては、心湧き、肉躍るような儲けのチャンスがなくなってとてもさみしいことだろうが、そんなことは人間として本来大切にするべきこととは程遠いことである。

考えて見よう。商売で高い儲けを得るにはどうすればいいか。仕入れを限りなく安くして高く売ることである。それを追及していくとどうなるか、限りなくタダ同然で仕入れる=搾取。またはトリックを使って何もしなくてもお金だけを増やす。利子、税金の使い込みetc

地球社会が良くならない殆どの理由はお金の使い方に関わっている。あとは人の心。

質素で堅実 大いに結構、お金に使われるのはもうまっぴらごめんなのである。

 

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