日本は「世界で一番冷たい」格差社会? [格差社会]
雇用環境も福祉も欧米以下 日本は「世界でいちばん冷たい」格差社会
http://diamond.jp/series/worldvoice/10012/?page=2
日本の格差問題も英米に比べればまだまし――。そう考える人は多いことだろう。しかし、ハーバード大学のマルガリータ・エステベス・アベ教授は、福祉機能で米国に劣り、雇用環境で欧州以下の日本こそが、先進国で一番冷たい格差社会であると警鐘を鳴らす。(聞き手/ジャーナリスト 矢部武)~以下続く
DIAMONDO online World Voice 08年6月30日付の記事である。
この記事を読んで、詳細や各論で必ずしもそうとは言い切れない部分もありだろうが、この頃の日本の状態や自分の経験も加えるとそうなんだろうな~と思ってしまう。私自身は福祉現場(障害児保育や障害者の作業所)で働いた経験もあるが、そこでの行政や周囲の対応は温かいものもあったが、どちらかといえば冷ややかであったほうが多い。また雇用する側、される側の立場の違いもかなりどぎつく鮮明になったりもした。また、数年前離婚して母子家庭となったが、その時も世間や役場は頼れる相手ではなく、むしろ闘う相手だった。
ほかの国の社会をよく知っているわけではないが、どうも日本では「臭いものにふた」という傾向が強いと思う。できるだけ面倒なことには関わらず、そつなく生きるというのが身に付いた習性のような感じだ。だから社会的弱者は非常に孤独になる。かと思うと人助けを過剰に生きがいにする人もいる。そういう人は時として人が自分でするべきこともやってしまったり、。自己満足におちいったりもする。
バランスのとれた感覚を持つ個人、バランスのとれた社会を作るのはまだまだ遠い道のりなのかな~