TPP の背後にはそれぞれの思惑があるってことかしらね? [日記・エッセイ・コラム]
TPPなんてまた耳慣れないのが飛び出してきた。
環太平洋戦略的経済連携協定 ふ~ん。
それで東京新聞の記事
米、日本のTPP交渉参加に懸念 菅政権へ非公式に伝達
【ワシントン共同】米政府が、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に日本が参加した場合に最終合意が大幅に遅れる可能性が高いと判断し、こうした懸念を日本政府に非公式に伝えていることが27日分かった。日本国内では農産物の貿易自由化への抵抗が強く、政府内の足並みもそろっていないことから、多国間で進めている交渉全体に悪影響を及ぼす恐れがあるとみているもようだ。日米双方の関係筋が明らかにした。
菅政権は11月初旬に決定する経済連携協定(EPA)基本方針でTPP交渉への参加を盛り込む方向で調整中。米政府が日本の交渉姿勢に懸念を伝えてきたことは、TPPの交渉参加を目指す菅政権への圧力になるのは確実だ。
米政府は表向きは日本の方針決定を見守るとしており、27日(日本時間28日)にハワイで開かれる日米外相会談ではこの姿勢を保つとみられる。
米国は来年ハワイで議長国として開催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までのTPP合意を目指し、チリやオーストラリアなど計9カ国で交渉を続けている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010102701000716.html
こちらはNHKのニュース
TPP参加 米が日本に条件
アジア太平洋での自由貿易圏の構築を目指す、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への参加の前提として、アメリカは、日本に対して、農産物の大幅な自由化だけでなく、郵政民営化の見直しについての再検討なども求めており、政府は、今後、難しい判断を迫られることになりそうです。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定は、アメリカやオーストラリアなど太平洋を囲む9か国で貿易の自由化を目指す枠組みで、菅総理大臣が参加の検討を表明しています。TPPに参加するためには、すでに交渉を進めている9か国からそれぞれ同意を得る必要がありますが、このうち、アメリカは、日本が参加する場合の前提となる条件を示しているということです。この中で、アメリカは、農産物の関税の大幅な引き下げだけではなく、アメリカ産牛肉の輸入条件の緩和のほか、郵政民営化の見直しについても、外国企業が競争上、不利になるとして、あらためて検討し直すよう求めているということです。TPPをめぐっては、農業が壊滅的な打撃を受けるとして、与党内でも慎重な対応を求める動きが活発になっていますが、農業以外の分野でも調整が必要になる可能性があり、政府は、今後、難しい判断を迫られることになりそうです
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101028/t10014873041000.html
アメリカさんは日本に参加してほしいのか?参加してほしくないのか?
それにしてもNHKのニュースは極端ですね~牛肉輸入条件の緩和、郵政民営化の見直しもセットなんて・・・
もうこういうのを見たり聞いているとやっぱりアメリカと日本という見方はもう無理ですね。アメリカの一部の人とその人たちと結託している日本の中の一部の人、ネオコンさんとかっていうのかな~でも言葉が独り歩きするとまたその言葉に踊らされたり、騙されたり、はぐらかされたりするので・・・
注意深く眺めていようとは思いますけど、簡単に反対、賛成って言えないです。こういう事柄に関しての対立をうまく利用する人たちもまた存在するでしょうからね~
TPPに参加することになれば、日本のの農業は確かに打撃を受けるかもしれませんが、日本の消費者全員が安いからといって外国産ばかり買うとは思えないですね。食の安全に関しての意識はずいぶん高くなったと感じます。豊かになった中国人達にも日本の農産物は高くても安全性の点から人気があるらしいです。
食は確かに大事です。TVかじってもおいしくないですから。
物事を複雑に見せれば見せるほど支配者層が得をするってことはあると思いますね。いろいろなことで争ったり、論争したり、対立したりしていれば、自分たちの立場はとりあえず安泰でしょうから。