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親子漫才 引きこもりだった息子とお笑いは素人の父 [日記・エッセイ・コラム]

久しぶりに良いTV番組をみた。

愛媛のお笑いコンビ「運天」。公務員の父親が、不登校に陥った高校生の息子を立ち直らせようと結成した。息子を救い出し、自立を支援しようと奮闘する父親の姿を見つめる。
不登校に陥り部屋に引きこもってしまった高校生の息子。そんな息子を救い出し、なんとか立ち直らせようと、父親が全国でも珍しい親子漫才のコンビ結成を持ちかけた。名前は「運天」運を天に任せるというもの。とはいえ父親は公務員。お笑いはまったくの素人だが、息子が興味を持っていると知り、一大決心の末、活動を開始したのだ。けいこを繰り返し公演を重ねるごとに、親子の関係は深まり、ついに息子は自立への道を歩み始めた。
息子さんの方は中学で野球部だったが人間関係でつまづいて不登校になり、引きこもりになってしまった。
お父さんの方は公務員、障害をもつ人が暮らす施設で事務をしている。事務の傍ら、入所している人とも触れ合っている。最初は障害を持つ人たちの気持ちがなかなか理解できなかったが、その人をそのまま、ありのまま受け入れるようになってからすごく気持ちがわかるようになったそうだ。
息子さんのことで悩み続けてきたが、ある日「お笑いやってみようか?」の一言に息子さんの反応が違ったことから2人で漫才をするようになった。
 息子さんは人間関係でつまづく前は、みんなを笑わせることが好きな明るい生徒であったようだ。
地元の催しに招かれて漫才を披露するようになり、地元では知られる存在に。
 M-1にも挑戦し、しかし予選で敗退。
父のはいろいろな困難や大変なことがあっても乗り越えて、当たり前に普通の人間関係を持てるようになってほしいという想いがあってあえて難しいことにも挑戦した。
息子さんTVで見る限り、すっかり明るく人前でも物おじしないで話している。また、一度辞めてしまった高校にも通い出している。
子どものためにここまでできる親というのはあまり多くはないかもしれないですね。
親も自分のことに精いっぱいで。
子どものことを放任したり、管理したり、虐待したり・・・・・
現代社会は自己中心的に生きている人達の方が圧倒的に多いから、弱い立場にある人を支えるということがとても難しいことになっているし、誰かを貶めることで自分の優位性を確認しようとしている。大人が本当の大人じゃない社会。
じゃあ、自分のその中で生き抜くために同じように行動する・・?
できましぇ~ん!そんなこと。
誰にも理解されなくても孤独でも、他人を踏み付けたり、押しのけたり、誰かを仲間外れにしようとしたり、誰かを蔑みの目で見たりして生きたくないですよ。

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