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さすが、張藝謀(チャン・イーモウ)監督、オリンピック開会式 [日記・エッセイ・コラム]

文句なく素晴らしい開会式だった。中国の4大発明、火薬、紙、活版印刷、羅針盤 の他、書、音楽、太極拳、宇宙ロケットなどなど、様々なエッセンスが見事に美しく、優雅に、力強く表現されていた。チャン・イーモウ監督はつくづくすごいと思う。そしてそれを共に作り上げた中国の方たちも。その中でも特に印象に残ったのは子ども達がとても自然体だったことだ。大人たちは一糸乱れぬ動きだが、子ども達には最低限の指示と演出しかなかったようだ。監督の人柄がよく現れていたと思う。(私の開会式での一番のお気に入りはスマイルマークの花火でした。[わーい(嬉しい顔)])

選手入場ではイランの選手が入場してきたときに温かい拍手が送られたことは良かったと思う。

しかし、開会式が素晴らしいものであればあるほど、逆に世の中の暗の部分を考えずにはいられない。平和や友情を掲げながら、人類の歴史上、戦火が消えることはなかった。表向きと裏の顔、純粋なスポーツ精神と商業主義 友好と排他的、優越的な人間観、それらの反する顔を見事に使い分ける人たちがいることは間違いない。

今日は長崎に原爆が落とされた日でもある。四川地震で肉親や友人を亡くした方はオリンピックを放送する画面が涙で曇って見えるのかもしれない。

 

 


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