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やっぱり突き抜けてますわ~がばいばあちゃんのお孫さん [日記・エッセイ・コラム]

 

漫才師で「がばいばあちゃん」でも有名になった島田洋七さんの言。

 日本人の原点に戻ればええやないですか。これまで土日はゴルフ、平日も帰宅は深夜だった。そうでなくて土日は子供とキャッチボール、夜は7時に帰ってきて家族みんなで晩ご飯。昔はそうやった。

 株で損した人もおるけど、もとからカネない人は損してないし、米国で金融機関が何百億円も損したとかいうても、地球からはカネ、出ていかんのよ。

 

一番売れたころ、アパートの押し入れにキャッシュが3億4000万円あった。物すごい努力して稼いだのならええけど、突然売れたでしょう。3億円もらうほど努力してないしね。

 それで夜中に3億円の札束見てね、感じたことは「紙やな」と思っただけ。新札やから、ビニールをバーッて取ったらね、印刷のにおいがする(笑)。紙やんけと思ったよ。何やこれと思った。

 売れたときね、何か変わるのかなと思った。でもなんも変わらんかった。売れ始めたころ、寿司屋へ行って、トロとかウニとか高いもんばかり食ってたけど、3日で飽きたわ。

 結局、3食以上はメシ食えんし、スーツもいっぺんに10着もきて歩かれへん。車も1台あればいいし、家も1軒しか要らん。

 ばあさんがよく言ったのは「自分が食べておいしいと思ったやつが高級品や。そやから腹すかせて食うたら全部高級品や」て。売れたときも、その日腹いっぱい飯食えたら十分やった。

「成功した人もそうでない人も、生まれて50年たてば、誰でも50歳になる」とか、「60歳過ぎたら要らんもんはいっぱいある」とか、いろいろいってた。だから僕はうまくいかない時代でも、くよくよしなかった。

 僕は今年、還暦やけど、実際、60歳になれば学歴はまず用事ないし、美人だろうがブスだろうが、60歳になったら、もうみんな一緒や。

 講演でも話すけど、60歳からが人生やと思う。それには多少のおカネと、あとは健康が一番。「60歳過ぎたら紙のおカネより、心のおカネの方が大事や」って、ばあさんよくいうてましたね。

窓から田んぼが見える。その風景が毎月変わってくる。水張った、田植えや、伸びたなあ、そのうち黄金色の稲穂の海や。5億円のゴッホの絵を買って、毎日ながめていたところで、一生変わりまへんで。家の2階から見える風景は絵画より美しく、それがどんどん変わる。ぜいたくですって。

 http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100420/214095/?P=1

がばいばあちゃんは本当にすごい人だ。自分の言ったことが孫を通じて日本中に発信されている。真の覚者とはがばいばあちゃんのような人だろう。もちろん、本人はそんなふうに言われることも嫌だろうけれど・・・

 


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