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北朝鮮 の実態・・・ [日記・エッセイ・コラム]

少し古い本だが、こんな本を読んだ。初版は1997年

 北朝鮮泣いている女たち

 

 

 

この本が出た頃は子育て真っ最中だったこともあり、知らなかった。でも、今読んで良かったと思う。それについては後で言おう。

内容は想像を絶する北朝鮮の警察の残酷な拷問・虐待 と さらに刑務所での、過酷な生活と労働、虐待。この刑務所でただの労働力で生産された製品は西側諸国、日本にも輸入されている。(具体的な虐待行為についてはここには書かない。)

著者は上司から要求された不正を断ったために警察に捕らえられ、刑務所に入ることになる。著者と同様、不正に手を貸さなかったために投獄されたものは多数いる。その刑務所には子どもが飢えているためにトウモロコシ、イモを少しばかり盗んだ普通の主婦も送り込まれている。

生き地獄のようなこの刑務所を生きて出る人間は奇跡に近い。著者は脱北し、この本を書いた。

この本から北朝鮮の国の実像が浮かび上がる。極度な統制国家、絶対君主をいただく警察国家、そしてその国家の官僚たちの腐敗、一般民衆は飢えと寒さに喘いでいる 「人間牧場」という言葉がぴったりくるかもしれない。

 

この本が出た97年、10年少し前だが、私はこの世界を裏から操作する闇の勢力について認識していなかった。故にこの本を読んだら、「なんて悪い奴だ金日成は、北朝鮮という国は」としか思えなかったであろう。まあ、」一歩進んでも「何でこの世の中にはそんなことが起きるのだ?」くらいまでで疑問を抱えたままであっただろう。

しかし、現在は闇の勢力=金融寡頭勢力・金融マフィア・軍産複合体・フリーメーソン・キリスト教原理主義者・シオニスト・カルト・イルミナティ・・切り口によっていろいろな顔を見せる闇の勢力の存在をはっきり認識しているので、「あーやっぱり北朝鮮は闇の勢力が意図的に作り出した暴力国家なんだ」「闇の勢力の最終目標はこのような国家なんだ」と理解するわけである。

この本を読んでいると同じ北朝鮮人が北朝鮮人をいたぶっているが、どうもナチズムの残虐性との共通を感じる。また、知っている人は知っているが、最近アメリカ、やヨーロッパにも強制収容所なるものが続々建設されている。これから普通の庶民を収監するつもりらしい。イラクのアブグレイブ収容所、キューバのグアンタナモ収容所でも同様の残虐行為が行われている。闇の勢力はアフリカ、アメリカ、オアーストラリア(その他)でも先住民に対して虐殺を行った。先の2大世界大戦を画策したのも闇の勢力だ。9・11もその延長線上にある。もちろん、その残虐行為を実行するためにはそれに意識的にあるいは無意識的に加担する多くの人間が必要だが。

で、これらの命の尊厳をすべて踏みにじる残虐行為のもとをたどって行くと闇の勢力に行きつく。

 さあ、この闇の勢力をどうしてくれようか?

この本の著者には北朝鮮の実情を知らせるという使命があったようだが、もし私が同じように北朝鮮に生まれ、同じような境遇にあったらどうするだろうか?

刑務所の看守は(収容者には先生と呼ばせている)は決して、収容者と目を合わせないという。収容者は看守と話すときは膝まづいて額を床にこすりつける姿勢をとらせる。そしていつも、決して収容者たちと目を合わせようとしない。なぜなら、収容者達の眼には積りに積もった恨みの青い光がメラメラと燃えたぎっているからだそうだ。

私なら、どうせ酷使されて死ぬのなら、青い光を放つ目で看守を睨みつけ、反抗する。看守のふるう鞭に対して、飢えからくる体力のなさ、丸腰ではたいした反抗もできないだろうが、かすり傷の一つ、歯型の一つでも付けられるかもしれない。一瞬でも恐怖の淵を垣間見せればそれで満足する。どんな人間でも殺そうとは思わない。しかし、毎日暴力と残虐行為を受けて、恨みの炎だけを燃えさせているなんて嫌だ。どんな理不尽な行為にも決して従わないという意志表示をして死ねれば満足だ。

闇の勢力が増長するのは、怖れてただ黙々と従うからなのだ。そりゃ闇の勢力に味方するもの(寄らば大樹の陰)がこの地球では多いから、反抗したら酷い目にあってしまう。けれど、いつまでも黙って従い続けるから、闇の勢力がつけあがるんだ。

この肉体の命なんて惜しいと思っていないから、(どうせいつかは死ぬんだし)自分が思う通り、考える通りに生きればそれで満足。赤いちゃんちゃんことか着たくないし[わーい(嬉しい顔)]

 

 


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