ご飯による窒息も意外と多い。 [日記・エッセイ・コラム]
昨日、 うちの9歳の息子ご飯をのどに詰まらせた。
五目寿司をのりで巻いて食べていた息子、突然、「げーっ」と目を白黒、とっさに背中の真ん中を胃の裏側付近から肩甲骨の辺りまで強く叩きあげ事なきを得た。
あまり噛まずに飲み込んだようで、しっかり母乳で育て、野菜や固いものも結構与えて育てたのに情けないことしきり・・・・さすがに死に損なった後しばらくは言いつけを守り、神妙にしていた。
のりとご飯の相乗効果で詰まらせたようだが、人騒がせな奴。
調べてみたら、肩甲骨の間を強く叩くのは、『背部叩打法』というものらしい。
もうだいぶ前だが、障害を持った子供たちをお世話していたころ、よく食べ物を詰まらせたことがあった。
その時、先輩の先生方から、こうするといいよと教えてもらったのが、今回やった方法。
肩甲骨の間より少し下の位置から上方向に向かって、だんだん強く叩いていく方法。
もう20年くらい前のことを体が覚えていたらしい。何も考えず、自分の息子だから遠慮もなくかなり強く叩いたわけである。
2回くらいやって、それでだめだったら、掃除機かなと考えていた。
そうしたら、しらっとして「もう大丈夫」だって。
その後、息子いわく「お母さんがおろおろしてなにもできなかったら、死んだかも・・・・」だって。
ふん、お前はお産の時もなかなかでてこなくて大変だったんだ。(自宅出産)
このくらいでおろおろしていられるか!
母親甘く見るんじゃないよ。
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